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代表者メッセージ(日記)
ひとつの復讐の終わり?!
先月のお話(6月)ですが、お付き合いのある銀行から、「大口顧客の集い」のようなパーティと言うのか、その手の会にお誘いを受けた。
このような会のお誘いは初めてだったので、びっくりするのと同時に、即座に「参加の意向」を伝えました。
参加の意向を伝えて数日が経ち、よくよく考えてみると、以前働いていた会社の社長も実は同じ取引銀行のはずと、銀行の担当者を呼びつけ、以前働いていた会社(以降 N社と記述)の社長も来るか確認をとると・・・
すると、「大口顧客の会」だから、当然参加するとの情報をキャッチ、その場で、銀行の担当者に、「不参加の意向」を伝えた。
なぜ、不参加を決めたかというと、当社のホームページで、私のプロフィールの中でも登場している人物で、まさに私が独立を決め、屈辱を受けた、本人だからである。(詳しくはこちらを読んでください)
顔を見たくないというか、もうかれこれ18年も前の事になるのだが・・・しかし、いまだに「怒り」が消えないままでいるし、今でも当時働いていた後輩と、付き合いがあるのだが、後輩全員が、今だに「腹を立てている」ほどだ。
後輩の屈辱や気持ちも知っているので、そのN社の経営者に、にやにやしながら、「小室君、久しぶり」なんて言われるようもんなら、何を仕出かすか分らない・・・自分に自制が効かなくなる事を恐れて、今回は、不参加の意向を伝えたのだが、それから、主催する銀行の支店長までが、私に出席するよう説得にやってきた。
「理事長も小室さんとお会いする事を楽しみにしているんですよ」
実は、その銀行の理事長とも2.3年位前から、親しくお話出来る関係にある為に、銀行さんの部長、支店長が、参加して貰わないと困ると、言ってこられたので、そこまで言って頂いたので、「参加を決め」、当日は、冷静に振舞おうと自分に言い聞かせた。
しかし、ここでよく考えてみると、18年も前の話とは言え、「今は同じ土俵の上」まして、私とこのような形で会えるとは、相手は想像もついていないだろうと思い、逆に、相手に威圧を与えられる良い機会だと思った。
実は、この件で、後輩に連絡をしたのだが、皆が皆、是非、威圧して欲しいと言われた(笑い)
後輩も、そのN社を辞める事になったのだが、全員、そのN社より数段良い会社に転職が決まった。
しかし、転職が決まるまでの約5年位の後輩の状況は厳しかった事を知っているだけに、もし、N社の社長と会話が有ったら、その事も含めて伝えようと心に誓った。
で、当日、大口顧客の会に行くと、当然、N社の社長が来ていて、18年前と変わらず、作り愛想だけはよく、色々な方と談笑していたが、私を見つけるなり、かなりびっくりとした顔をしていた。
私の周りにも、銀行を通して知り合った方や、銀行の本部社員の方、各支店長、理事長との談笑している姿をみるなり、怪訝そうな顔をしていた。
当然だが、こちらから挨拶する意向はなかったので、そんな雰囲気を向こうも悟ったのか、お互いに会話をする事はなかったが、今でも、私を見るなり、「びっくりとした表情」「怪訝そうな表情」を思い出と、胸の中にある物が抜けていくような感じになる。
別に、私が、その為に懸命にここまで走ってきたわけではないが、しかし、ひとつの復讐は終わったかもしれない。
こんな状況が突然来たのだが、「頑張ってきて良かった」と思える瞬間だった。
実は、この大口顧客の会が終了した後、ひとりで飲みたい気分だったが、私はお酒が飲めないので、自宅に帰り、ひとり、当時の事を思い出しながら、物思いに耽っていると、当時の悔しい事や、彼から言われた事、飛び出して懸命に来た事を思い返しているうちに、涙が止まらなくなった。
悲しくて出たわけでもなく、悔しくて出たのではなく、突然訪れた裕福な瞬間を味わえた嬉さからくるものだ。
この文章、読む人によって、私に対して意見が色々とあるとは思うが、しかし、私が生きてきた中でも、悔しい思い出のトップ3には入る出来事。
それをなんとかこんな形で、跳ね飛ばせたのだから、私にとって、一生懸命にやってきて良かったと思った瞬間だった。