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代表者メッセージ(日記)
激安の理論
景気が悪くなると、激安と打ったお店などをよく見かける。
私の業界にも、激安と打った会社をよく見かける。
しかし、本当に景気が悪いと、サービスや商品が慢性化するから、この手の激安商法は必ず出てくる。
この激安の理論、私はあまり好きではない。
まず、本当に良い製品やサービスであるのなら、なぜ、安くする必要があるのか、非常に理解に苦しむ。
価格を崩す方も、それなりに方程式が有ってやるのだろうが、ま、安くして、数を多く売りたい、そんな思惑があるはずだ。
しかし、慢性した製品やサービスなら、安くして数が出るわけがなく、結局、激安にすれば、自分の首を絞めるだけだと思うのだが・・・・・
私の経験でこんなお話がある。
以前いた業界でのお話、あるガソリンスタンドの若手の店長数十人を集めて、店舗会議をした時、ある店長から、「来月高額洗車のキャンペーンを打ちたい」と申し出が有った。
その店長の店舗は、売上がパッとしない事から、高額な洗車のキャンペーンを打って、売上を上げたいと考えてたようだ。
しかし、キャンペーンと言っても色々あるのだから、彼のキャンペーン計画をプレゼンさせた所、当時、何処も同じ様な事をやらかしていたキャンペーン内容で、私はそのキャンペーンの内容が大嫌いであった。
そのキャンペーンの内容とは、高額な洗車を(通常の洗車は、当時平均1700円位だとしよう)仮に、4000円だとすると、土・日曜日に限り、高額洗車に限り、お試し価格2000円にするというキャンペーンだ。
当然、その計画をたてた店長のお店では、来店するお客に徹底的な声掛けをして、高額洗車の購買を高めるつもりだが、この場合、よく考えて欲しい、例えば、休日の平均洗車稼動率をシュミレーションすると、普通洗車30台 54,000円(平均1700円)高額洗車 8台 32,000円(4000円) 合計 86,000円だとすると、キャンペーンを導入して、高額洗車を半額とすると、普段高額洗車をして貰うお客を対象外にするわけにはいかないから、普段の8台の高額洗車がここで、早くも売上が半減16,000円なり、普段普通の洗車をしているお客が多くても10台が、このキャンペーンにのってくれたとしても、20台 34,000 10台 20,000円で、合計60,000円・・・売上を上げるところが26,000円もマイナスなってしまう、ましてや、高額洗車は、普通洗車と違い手間も掛かる事から、売上は下げるし、余計な仕事が増えるだけであった。
また、10台の高額洗車をしてくれたお客が全てが、高額洗車に次回から変えてくれれば、苦労も報われるが、普通洗車から高額洗車に変更になるお客はせいぜい1割いれば良い結果だろう。
高額洗車が、本当に良い洗車であるのなら、わざわざ安売りをしなくても、長いスパンを掛け、じっくりアイデアを練り、計画をたて、実行に移せば決して売れない商品ではない。
ここに、色々とアイデアを盛り込ませて、高額な洗車を時間を掛けて、売上を上げさせた経験があるのだが、結局、A店が値段を下げると、B店も下げるしかなくなる、結局、価格だけの競争に走ると、利益も取れず、ただ自分の首を絞めるだけだと思うがね。
よくスーパーなどの経営者や、店長クラスの方に、相談を持ち込まれる事がある。
スーパーなど、どこでも同じモノを売っていると、結局価格だけで勝負するしかないと言われるが・・・・
果たしてそうだろうか・・・・・・・
もっと他に、「大事な価値」が転がっているのではないかと思うんだが・・・・・・・・