0

代表者メッセージ(日記)
デフレーション、低価格競争の結果・・・・
先日、米パソコンメーカー大手のDELLの、身売りに向けて創業者のマイケル・デルと買収ファンドのシルバー・レイク・パートナーズが率いる企業連合と検討に入っているとニュースを耳にした(この日記を公開した頃には、合意して話が進む発表が有ったかも知れませんが)。
しかし、IMB、コンパック、SOTEC・・・軒並み、DOSV系のパソコンメーカーはこんな事情を繰返している。
HPも正直、良い噂を聞かないしね。
で、結局、デフレーション、低価格競争の結果が、このような惨事を招いた事は一目瞭然ですね。
本来、100円(原価60円で、儲けが40円)の販売のモノを75円(原価60円で、儲けが15円)で販売して、本来なら1つ売れれば40円儲けるが、安くして、その3倍の集客をとって、儲けを稼ごうと考えるんだろうけど(あるいは、別の商品などと抱き合わせを行い利益を確保)、実際は、安くして3倍以上の集客を稼ぐ事が出来ず、また、抱き合わせ商品の効果も得られないと言うのが現実だね。
これって簡単な話し、利益がとれなければ、会社やお店の存続は難しくなるし、共倒れにもなる。
私の子供の頃、ディスカウントストアと言うのが、結構存在していたんだけど、結局、長続きするお店ってなかったような気がする。
今考えても、新宿のあの場所と、あの場所に有ったディスカウントストアは・・・あの駅に有ったディスカウントストアは・・・
そう考えるだけでも、結構ありますね。
私が高校生の頃、杉並区の高円寺で起きていた美容室の価格戦争があった。
当時(今はわかりませんが)の高円寺は、美容室が大変に多く、駅前だけでも、覚えている限り10件は有ったかな。
そして、駅前には、割引チケットを配り、地域周辺に割引チケットをポスティングまでして集客を争っていた。
しかし、私が20代にもなると、その過激な宣伝活動はなくなり、低価格を売りにしていた美容室は、何時の間にか閉店していた。
ある美容室の店主に当時、話を聞いたとき、「何処の店も、安売りは、自分達の首を絞めると気がついたんじゃないですか、ま、価格の下落が止まってくれて助かりましたよ」と言っていた。
そのお店は、安売りに挑まず、価値を全面に押し出していた。
私自身も、当初は、高校生と言う事もあって、その割引チケットを持って低価格の美容室に通っていたけど、低価格の美容室って、毎度混んでいて、毎回、担当者が違って・・・・
結局、上手い人に当たればいいけど、自分と波調が合わない担当者とぶつかると、なんかブルーな気持ちになったけど、それが嫌で、若干価格の高い店に変えたら、毎度行けば、同じ担当者が面倒見てくれるし(髪の悩みやヘアスタイルの悩みも分かってくれるし)、珈琲なども頂けて、私の場合、映画が好きだったので、わざと、ビデオの近くの席に座らせて、映画のビデオを流してくれた。
だから、結局20年もそのお店に通いました。
話を元に戻して、結局、低価格戦略って、頭の悪い人の常套手段のような気がする。
結局、他店より1円でも安くすれば売れる、買って貰える、そう思うだけのような気がする。
ビジネスにおいて「考える」と言う事が、まずは欠落しているんじゃないかな・・・・
確かに「考える」程難しい事はないと思う。
答えが直ぐには出てこないし、しかし、「考える」事を極めて行く事も仕事なんじゃないか、私自身はそう思う。
DELLさんにしてもHPさんにしても、当社も、両会社のパソコンを購入しておりますが、まず、個性があまりないかな・・・
低価格やそのれに似合う低コストを徹底的に貫いている結果、どれもどこも同じように見え、モノによってはチャチに見えるし、また、「それでも、使えるのだからいいだろう」と言う押し付けがましい雰囲気が満載だね。
ネットなどで、カスタマインズして買える事までは良いとしても、やはり何か足りない気がしてならない。
意外に、クリエーターの方やシステムエンジニアの方って、自分の道具としてこだわりがある人が多い気がするけど(私がそうだったりして)例えば、AppleさんのMacには、所々に「遊び心」があり、その遊び心が、クリエーターのハートを捉えていると思うね。
Macならスリープしている時、Mac本体の電源の小さな光が、まるで人間が寝ているようかの光かたをする。
iphoneやiPadなども、そのこだわりが、利用者に受けていると思うね。
確かに、その場合、特定な利用者にしか分かって貰えずに、なかなか売上げに苦しむ事も有ると思うが、でも、そのこだわりに共感を持った人って、意外に長続きするからね。
私がこの業界に入る時に、この業界の事を教わった先生が「私はMacは嫌い」と言っていた事があり、なぜ嫌いなのかと聞いたら「だって、宗教ぽいでしよ」と言っていましたが、まさしくその通り、しかし、逆に話せば、その信者によって、守られてAppleの今日が有ったと思います。
私もMacとお付き合いが長いですが、何十年付き合いって、何度もAppleが、「もう駄目だ」と言われ続けている事に遭遇したけど、その都度、Apple自身で、試行錯誤し、信者(顧客)の支持を受けていたからこそここまで来ていると思う。
また、話を元に戻しましょう。
結局、安売りして良い事なんてないんだよね。
買うのは利用者で有って、価値を見出すのも利用者なんだから、それに関して、精一杯、利用者の要望に応えるべく、脳みそが千切れるぐらいまで、考える事が大切だと思うね。
前回で書いたと思いますが、「ホームページなんてもう駄目だ」との理屈と一緒、駄目ではなく、どうすれば、浮上するかを考えるからこそ、また、その力があるからこそ人間の価値が生まれるんだと思う。

少しだけ自分の感情を優先させて最後に話させて貰えば、DELLさんに関しては、会社の好調だった時代に、いやんでいたAppleを大変に侮辱していた事がありますが、今ではその逆になりましたよね。
そんな時代に、他人を悪く言ったり、見下げる気持ちを持ったばかりに、このような結果に繋がたんじゃないかな。
例えば、当時、Appleが無くなって、DELLさんに多大な利益が有るのなら、そう思うのも仕方がないが、当時に、Appleさんが仮に無くなったとしても、Dellさんいは、何の影響もなかったと思うね。
現行でもその逆も同じだと思うし、そうな事を思うなら、自社が無くなれば、今ままで買ってくれた利用者が困るのだから、自社が継続出来る事をもっとしっかり考えて欲しかったなと私は思う。