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代表者メッセージ(日記)
各雑誌などの廃刊に思う
先日「漫画サンデー」が54年の歴史に幕を下ろしたニュースを耳にした。
私自身、子供の頃は、漫画雑誌が大流行していた。
小学校のクラスの大半が、漫画雑誌を買い込んで来ては、その内容に興奮していたのだと思う。
だと思うと書いたのは、私自身、元々漫画を読まない少年だったので、漫画が好きな当時の子供の気持ちが分からなかった。
私は、テレビ子で、漫画=アニメ、動かないと嫌!と言う子であった(笑い)
しかし、毎年のように、週間誌や月刊誌などがどんどん廃刊に追い込まれている。
このような事情は、出版業界だけではなく、テレビ業界も同じ事が言えそうである事は間違えない。
しかし、どうして、このような事態が起きているのか、幾つかの原因として、インターネットの普及や携帯電話の普及が上げられている。
実は、ジャムハウスは創業当時、あるレコード会社さんと幾つかの仕事を行っていた時のお話で、当時(もう15年位前)特に洋楽の売上げが低迷、CDは徐々に売れないとされていた。
その原因のひとつを当時のレコード会社の担当者の方が「高校生などが、お金を携帯電話に当てるようになったら」と言っていました。
勿論、このお話は、的を得ているのだと思うし、話を元に戻せば、テレビ局も出版関係も、携帯電話やインターネットの普及を問題点を上げる事だろう。
しかし、このお話にも、ある意味「言い訳」が隠されているような気がしてならない。
確かに、携帯電話の普及、インターネットの普及は、ある意味、人の世界観を変えてしまった気がするが、しかし、その人の世界観とはどのような事だろうか。
結論から言ってしまえば、単に「雑誌」や「テレビ」などに、人は楽しみを見つけにくくなったんだろうと思う。
インターネットの登場から言えば、インターネットの登場前は、紙媒体や、テレビの情報が唯一の情報元だった。
しかし、インターネットの登場で、その「情報」が、誰でも簡単に引きやすくなっただけだと思う。
もっと簡単に言ってしまえば、人が「びっくり」する気持ちが、紙媒体やテレビになくなりつつあると思うのだ。
例えば、「ワンピース」と言う漫画は大変に人気があり、漫画本、テレビ放送、映画まで、限りなくファンはいるし、「ワンピース」を見ることなら、お金を惜しみなく使うであろう。
私も、去年上映された「エヴァンゲリオン 新劇場版 Q」を見てきたし、ブルーレイで発売されれば、購入するだろう(実際に予約しましたし、前作2作品も購入済み)。
結局、お金を払う「価値」の問題が、かなりシビアになってきているのだろう。
しかし、テレビや雑誌の影響力って、まだまだ捨てたものじゃと思う。
私自身このような仕事をしている事から、言うべき事ではないが、インターネットの情報って、本当に質の良い情報なんてひとつ握りだと思う。
例えば、私の好きな映画で言うのなら、映画の宣伝って、世界一番嘘つきな世界だと思う。
それを何十年も行ってきているから、映画業界の過大広告が、当り前のようになってきているが、しかし、それもネットの登場で、少しずつではあるが、失われてきている。
どんなに、予告編で「面白く出来ています」的なモノを作っても、それを見た鑑賞者が、本音をインターネットで叩けば、その映画の本当の内容や質が分かってしまう。
そうなれば、今後、どんなに、良い予告編を作っても、誰も信用してくれなくなると思う。
ま、本の世界も、テレビの世界も、もう一度、購買者や視聴者を「驚かす」為には、どうすれば良いのかを今一度考える時期に来ていると思うね。
勿論、携帯電話やネット普及で、従来のやり方が通用しなくなっているのは事実。
以前にも、書いたと思うが、元ライブドアの堀江氏が、やり方を間違えてはいたが、本来なら、従来の媒体とインターネットの様な新しいモノとの融合が、正しい共存の仕方が、私も正しいと思うね。
テレビ局は、そんな危機的状況から各局、色々な他事業を巻き込んで、本業とは別の活路を出している所は感心する。
雑誌や漫画も、従来のやり方にすがるのではなく、現在のニーズをしっかり考えるべき所に来ていると思う。
このご時勢、「景気が悪い」このキーワードだけでも、色々と紙媒体でしか出来ない事があるだろう。
勿論、毎度の事だが、口で言うほど簡単なモノではない。
でも、雑誌の中には、DVDとか、プラモデルとかとタイアップして、40代50代を刺激している雑誌もある事だし、伝統を守る事も大事だが、新しい事を考えるもの大切だと思う。
実際に、書籍の世界って、マーケティングも行わずに、企画と度胸だけで、まかり通っていた世界だよな・・・・
ま、冗談ではあるが、「小学6年生」とか、その手の雑誌が有ったのだから、「中年45歳」なんて雑誌が有っても良いのかな(笑い)
まずは、人をどうすれば「びっくり(喜んで)」してもらえるか、それは、携帯電話やネットとの融合なのか、それとも決別なのか、手段は色々とあると思う。
また、敵もしっかり知る必要があると思う。
出版社の方々、まだまだ正気はありますよ。是非、頑張って下さいね。