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代表者メッセージ(日記)
ウルトラマン
この日記では初めて書くかと思いますが、実は、私は「ウルトラマン」や「仮面ライダー」など、子供の頃見たヒーローがいまだに大好きでたまらない。
何時だったか、弊社のお客様で、ある会社の社長さんも「ウルトラマン」好きと言う事が分かり、それから、打合せの度に、「ウルトラマン」の話をするので、興味のない他の社員の人達は、呆れてしまうほど(笑い)
しかし、この「ウルトラマン」「ウルトラセブン」今でも見直してみると、実に奥が深い。
(去年、今年に、WOWOWでデジタルリマスター版を放送したのを見ました)
また、ある意味、現在の家電系の礎を築いたのではないかとも思う。 例えば、電話のベルの音など、多彩になっているが、もう40年前のウルトラマンの世界では、電子音が使われていたし、Appleで噂になっている「iWatch」など、「ウルトラセブン」を想像してしまう。
また、内容の方も、子供の時は気が付かなかったけど、当時の時代背景であった「ベトナム戦争」など、しっかりとした社会性のテーマが入っている。
当時から、環境に関する警告を、「ウルトラマン」と言う空想なドラマを通して、製作者達は、訴え、警告してきていたように伺える。

「ウルトラマン」で、「ジャミラー」と言う切ないお話がある事を覚えているだろうか、「国同士の宇宙開発競争の中、ひとりの宇宙飛行士が、宇宙に飛んだのだが、事故に有ってしまい、その事故を国は助けようともしなく、隠蔽した。その宇宙飛行士がジャミラーだ、そして、彼は放射能などを浴び体が変形し怪獣のようになり、そして、人間社会に復讐してくる」というお話だ。(このお話は、私が大好きな実相時監督作品)
そんな事情を知っている化学特捜隊の井出隊員は、「ジャミラー」と戦う事に疑問を覚える。復讐に燃えるジャミラーに、井出隊員は「ジャミラー!お前には人間の心がなくなってしまったのか」と叫ぶ、結局、ハヤタ隊員がウルトラマンに変身、ジャミラーは倒されてしまう。(ジャミラーの倒れていくシーンは、怪獣といえども大変に衝撃的で可哀そう)
化学万能な時代になっても、決して良い事だけではなく、その上で犠牲になるモノもある。
また、当時のベトナム戦争で、もしウルトラマンが本当に居たら、ウルトラマンは、ベトナム側につくのか、アメリカ側につくのか、そんな疑問が製作者から聞こえてきそうな気がする。

私自身、こんな子供番組でさえ、今でも大切にしていると同時に、仕事上の役に立てている。(まさに、今こうして日記で書いている) こんな子供番組だと笑う者もいると思うが、しかし、こんな子供番組を大の大人が真剣に制作していたのだ。
特に私のように、制作者立場から言えば、クリエイティブと言う視点からも大きな発見や参考に出来る事が沢山生まれてくる。
アメリカのヒットメーカースティーブンスピルバーグ監督が、ディズニーに影響されたように、私はむしろ、「ウルトラマン」に影響された世代なのだ。
何か思い、考えると言う行為や、感性といったモノは、このような単純のようなモノでも馬鹿にするのではなく、真剣に捉えようとする力が、考えの出口、感性の向上と言ったモノを引き出していく事だと私は思っている。