0

代表者メッセージ(日記)
「笑っていいとも」 番組終了告知
フジテレビさんが32年間放映し続けたお昼の名物番組「笑っていいとも」が32年の放送歴史で幕を下ろす事が発表された。
個人的に大変に残念な事。この「笑っていいとも」は、その前進ともなる「笑っているばあいですよ」の後番組として放送された。
この「笑っていいとも」が放送開始された時は、まだ私が中学生だった思う。
学校を卒業した後、ふらふらしていた時、会社の休憩室で同僚とゲラゲラ笑いながら見ていた事などを思い出す。
私自身、司会のタモリさんも凄いと思うけど、本当に凄いと思うのは、この番組に係ったスタッフだと思う。
毎回、番組の最後に行われる各レギュラーで争われるゲームなんかは、毎度毎度、よくもま、あれだけのアイデアを出して行けたものだと思っていた。
見ている方は、次から次えと何とも思わず見てられるが、毎度毎度考える方は大変な作業だと思う。
ま、仕事だから仕方がないと言ってしまえば、それだけの世界なのですが、私自身もこの手の仕事をしていると人のアイデアやクリエイティブな発想や活躍は大変に気になるところ。
前にも書いたと思うのですが、私自身今でも「ウルトラマン」や「仮面ライダー」などが大好きであるが、それを良く見ていない方もありうのが事実。
しかし、子供番組といえども、大の大人が真剣に作り上げているからこそ今でもあの番組が愛されているんだと思う。
人はそれぞれで、色々な人がいてもいいと思いますが、しかし、ひとつの結果論や初めから冷めた態度でモノをみられない人にも呆れてしまう。
例えば「男はつらいよ」シリーズがなぜあんなに愛されているのか、時代時代に公開された作品の細かい違いなどを探すだけでも、私自身は大変に面白く感じるけどね。
シリーズって、ある意味、必ずある1本の基本線を守って作られる、「男はつらいよ」なら、主人公が地元に帰ってくるが、家族と喧嘩になり、地方へ旅に出るがそこで女性に惚れて、家族を巻き込んで物語が展開、結局ふられてしまう。
この基本線の中で、アイデアを注ぎ込んで、毎回見ている人に笑いと感動を作る。
この何でもない作業って意外に貶すほど簡単なモノではない。勿論の事ですが、このアイデアが適当であればシリーズは終わってしまう。
「男はつらいよ」も「笑っていいとも」も、大勢の方から愛されるのは、まずは作り手が真剣に作る事で、この信頼関係が始まるのではないか。
だから、私自身もモノを作る人間として、単に評価するのではなく、作り手の熱意などを出来るだけ感じるように見るようにする。
これは、私の経験であり、私の感覚なのだが、ある長寿番組があり、その番組の新シリーズが始まるので楽しみにしていた所、ある仕事の仲間の方に笑い飛ばされた。
彼は「あんな下らない番組を今でも見ている私の頭はどうかしている」的な事を言われたが、我々クリエーターの立場で、このような発言が出来る彼の頭の中の方を疑っていまう。
ま、誰がどう思うと勝手なんだけどね。
でも、シリーズ化され、愛されている番組には必ず「理由」があるのだ。
ことわざではありませんが、「1円を笑う者は1円泣く」そもそも意味も分かろうと思うわず、自分だけの価値観の基で結果論を考えてしまうほど、私的には損な事はないだろうと思うね。
例えば、モノには、何通りかの意味があり、意見や感想があるものだ、それを大勢の人と説いて行くほど難しく為になる作業はないと思う。
これを自分の意見は正しいと言い切ってしまえば、そこから進歩はないと思うのだが・・・・・
しかし、とうとうこんな日が来たんですね。
長い間、慣れ親しんでいたモノが無くなるのも寂しいものです。