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代表者メッセージ(日記)
価格を安くする事は企業努力と言えるのか・・・
先日、格安旅行ツアーで業務委託を受けたバスが事故を起こし、多くの若い命が奪われました。
「格安」と言う言葉を聞くと私自身敏感に反応を起こしてしまうのですが、以前にも、安い焼肉チェーンがユッケを出して死者を出しましたが・・・・
「格安」とはなんでしょう・・・・・
勿論、私も一般消費者であるので、モノを購入する時など価格を購入の参考にしていまうのですが・・・

ホームページの業界でも「格安・激安」と言うキーワードのモノは確かに存在しているし、その「格安・激安」に引かれて失敗して相談にこられるお客様も毎年後を絶ちません・・・・
以前、私の後輩も、「格安」を唄ったプランを作り、商売に臨みましたが結局、格安では、利益が取れないので、失敗に終わりました。

その後輩は、何のマーケティングもとらず、自ら安い方程式を作り上げ、企業をスタートしたのですが・・・・
実際に、その安い方程式を作り上げるにも能力がいたと思うし、それなりに知力も使ったことでしょう・・・・
しかし、結局、安いと言うだけで、顧客からの要望を安易にかわし、「安いのだから仕方がありません」といいきっては逃げていましたが、これって本当の業務と言えるのでしょうか・・・・
今回のスキーツアーの問題も確かに「安い」と言うキーワードをぶら下げれば、ある程度の顧客は集まります。
しかし、本当にこの「安い」と言うキーワードを顧客が心から望んでいた事でしょうか・・・
顧客が喜ぶから「安くする」ではなく、自分たちのサービスや商品が売れれば自分たちが潤うから「激安」を実現させているのではないでしょうか。
確か「ユッケ事件」の時も、肉の問屋の社長が「消費者が安いモノを求め過ぎているのも悪い」と言っておりましたが、逆にその消費者をあおっているのが、業者だったのかもしれないと私は考えているのです。
結局、自分たちの卸している肉が売れれば、自分たちの利益になる。だから少々誤魔化しても問題なる訳ではない、しかし、やり過ぎが、「ユッケ事件」や「スキーバスツアー事件」に繋がった気がしてなりません。

実は、ジャムハウスでも、一時期、あまりにも景気が悪い、サービス購入者がいないことから、サービス価格の検討を考えた事がありました。
しかし、考えれば考えるほど、「なぜ、価格を下げてなくてはいけない、自身が行っているサービスに間違えはないし、既存顧客はついてきてくれる」ジャムハウスでは、価格見直しを止め、サービス充実など訴えかける手段に切り替えました。
もっと深く言うのなら、他のホームページ制作会社でホームページの制作と運営を任している顧客からの相談で、その制作会社さんが大変に制作費も保守費も激安なのですが、実際に出来たホームページに満足していない、保守契約しているにもかかわらず、何もしてくれないと、実はこの会社さんかなり評判の悪い会社さんでした。
とりあえず、色々と相談にのったのですが、最後に自社の制作費、保守料を話すと、現在の制作会社さんの価格を訴えてきたのでした。
「安かろう悪かろう」を経験したのに、まだ正価が分からないみたいだったので、最終的にお仕事のお話をお断りしました。
価格つられて痛い目を受けたのに、それを正そうともしない・・・・さすがに呆れてしまいました。
しかし、考えてみれば、初めての業者さんが、その低価格の会社さんだったので、その手の金額が正価だと思い込んでいたのかと思います。
その低価格の会社の他の顧客からも何十社と相談を受けましたが、最終的に何時も価格の事を言われてしまいます・・・・
消費者も価格だけではなく、やはりそれに似合ったサービスをよく考えるべきだと思います。

今回、報道されているように、スキーツアーのバス事故により未来あるこれからの若い子ばかりが犠牲になったと聞いて本当に心が痛みます。

価格を安くする事は、本当に企業努力と言えるのでしょうか・・・・・
消費者、生産者が互いにハッピーになってこそ商売を越えた関係があるように感じます。

心からお悔やみ申し上げます。